今回はあなたから湧き出る感情の正体を詳しく説明していきます。
この記事を読むと、感情に振り回される日々を改善することができ、穏やかな気持ちで過ごせるようになります。
ネガティブ感情はどこから来るのか
先ず初めに、感情の中で代表的な怒りついて考えていきます。
私も怒りには悩まされましたが、どんな時に怒っていたか具体的にお話しします。
1.部下に対して、これくらいできるだろうということができないときにイライラしました。
2.パソコンで大したことのない操作で、フリーズしたり、エラーが発生してキレました。
その他にも、怒りがこみ上げるシチュエーションは様々あると思いますが、これらを抽象度を上げて考えると、以下のようにまとめることができます。
「思った通りに行かない」
自分の期待に対して、結果が付いてこないときに怒りの感情が沸き上がるのです。
これは他人に対しても起こりますし、自分に対しても起こりますね。
このことをマインドポイント思考で表現しますと、以下の図のようになります。
自分ではできると思い込んでいる、つまり残りMPと最大MPの間の空間、この間の現象に対して、怒りが沸き起こってきます。
怒りに関わらず、悲しみや嫉妬なども同様な発生源であり、ひとくくりにネガティブ感情の発生源と考えています。
ポジティブ感情はどこから来るのか
それではネガティブ感情とは反対に、ポジティブ感情はどこから来るのでしょうか。
ポジティブ感情には、喜び、達成感、感動などがあると思います。
この感情の出どころは、成長や自分の限界突破がカギとなっていると考えています。
できなかったことができるようになったり、普段より収入が上がったりなどが当てはまります。
このことをマインドポイント上で表現すると以下の図のようになります。
つまり、残りMPが上昇したときにポジティブ感情を感じることができるのです。
昨日より今日、今日より明日、できなかったことが少しずつできるようになることで、喜びを感じます。
残りMPの真ん中くらいの事柄は、本人にとって当たり前ですの感動はないですよね。
このポジティブ感情こそが、我々が強く望む経験なのです。
興味のないことに感情が動かないわけ
それでは、ネガティブ感情もポジティブ感情も感じないのはどのような時でしょうか。
それは、「無関心」ということができます。
自分には関係ないことに対しては、怒りもわかないし、喜びも感じないものです。
それでは、マインドポイント思考で表現してみましょう。
図にある通り、最大MPよりも外側にくる事柄になります。
自分がとらえている世界(=最大MP)の外側にあるのです。
有名なこんな話があります。
「好き」の反対は「嫌い」。
いいえ、「無関心」です。
これは以下のように表すことができます。
・好き=残りMP以内
・嫌い=残りMP以上、最大MP以下
・無関心=最大MP以上
感情もマインドポイント思考で考えると、すっきり整理できると思いますがいかがだったでしょうか。
マインドポイントの管理で感情をコントロール
できごとがMPゲージのどこにあるかによって、ポジティブ感情、ネガティブ感情、無関心、として感じていることを説明しました。
これをまとめると以下の図のようになります。
では、このことを踏まえてどのように感情をコントロールすればいいのか、ということになります。
その答えは、一貫してお伝えしている通り、マインドポイントの管理につきます。
最大MPの外側は自分にとって影響のないエリアですので、一旦無視してよいでしょう。
基本的には、日々残りMPを増加させ成長を感じる習慣を身に着けることが理想です。
問題なのが、残りMP以上、最大MP以下のエリアをいかに抑えるかということになります。
マインドポイントの回復に努め、守り、執着を捨てることで、ポジティブ感情とともに過ごしましょう。
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