ハンターハンター(HUNTER×HUNTER)に学ぶ教訓~天空闘技場編~

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マインドポイント思考

前回に続きハンターハンターから学ぶ教訓を紹介していきましょう。

今回はいよいよハンターハンターの面白さの根源となるが初めて登場する天空闘技場編からピックアップしていきます。

そもそも「念」自体が人が持つエネルギーという意味で、まさにこのブログで伝えたいこととマッチしてます。

念ほど超能力じみたことはありませんが、エネルギーを意識すると人生が豊かになると考えていますのでお付き合いいただけたらと思います。

それでは解説を始めていきましょう。

「燃」が奥深い

念を教える際、部外者には方便で「燃」として説明するそうです。

この「燃」はこの辺りでしか話題に上がりませんが、実はものすごく奥が深いのです。

それでは燃について掘り下げて行きましょう。

「燃」心を燃やすこと。意志を強くする過程の修行

 点(テン):心を1つに集中し自己を見つめ目標を定める

 舌(ゼツ):その想いを言葉にする

 錬(レン):意志を高める

 発(ハツ):行動に移す

(コミック6巻046話)

この燃はまさに何か目標を達成するために必要な方法を端的に表現していると考えます。

まず「点」ですが目標に向かって集中することを表現していますが、すなわち雑念を捨てて、1つに集中しゾーンに入ることを意味します。

行動のコツはゾーンに入った状態でコツコツ実践することだと考えているので、まさにその通りだと思います。

ゴンがけがの治療の2か月間この点を行っており瞑想のような描写がされていましたが、これは瞑想によりゾーンに入った状態とも言えます。

2つ目の「舌」ですが、目標を言葉にすることで明確化し具体化することを意味していると思います。

3つ目の「錬」は意志を高めることですが、困難な目標ほど高い意志(マインド)が必要になります。

そのため意志を高めることの必要性がこの錬に込められているのです。

最後に「発」とは行動することと表現されており、私も目標達成には行動は必須だと考えています。

私自身、どんなに強く想い、瞑想を続けても目標を達成することはありませんでした。

目標を定めたら些細なことからでも行動することが本当に大事です

行動に集中することで自然と「点」、つまり集中状態にもなり目標実現も加速します。

このように燃から目標実現の道筋を学ぶことができるのです。

「念」を実生活に活かす

それではいよいよ「念」を読み解いていきましょう。

「念」生命エネルギーを自在に操る能力

 纏(テン):エネルギーを肉体にとどめる技術

 絶(ゼツ):オーラを絶つ技術

 練(レン):通常以上のオーラを生み出す技術

 発(ハツ):オーラを自在に操る技術

(コミック6巻047話、コミック7巻060話)

 

念の能力は現実離れしているので、真に受けることもないのですが、生命エネルギーという概念はとても有意義だと考えます。

本ブログではこのエネルギーをマインドポイントと呼びゲームのMPゲージに例え、エネルギーを管理することの重要性を説いています。

先ずは「纏」についてです。

エネルギーを肉体にとどめると表現されており、作中でも敵の悪意ある念に対して身を守る術となっています。

日常生活においても嫌な人はエナジーバンパイアの可能性が高く、あなたのエネルギーを知らず知らずの内に奪っています。

纏でエネルギーをまとうように心の中でバリアを張るイメージを持つことで心のダメージを防ぐことができますので、日常生活においてもお試しください。

続いて「絶」についてですが、気配を消したり極度の疲労を癒すことができるそうです。

寝る前、瞑想のついでに気配を消してエネルギーを体の内側に閉じ込める感覚で寝てみてください。

エネルギーが体内にとどまり体の回復と質の高い眠りが実現するような気がします。

「練」「発」については未熟な私では活用できないので、皆さん自信で研究してみてください。

念の能力を目覚めさせる方法

眠れるこの力を目覚めさせる方法は2つ

ゆっくり起こすか、ムリヤリ起こすか

(コミック6巻048話)

いよいよゴンとキルアが念を習得する場面で、制限時間がある中、師範代のウィングが言ったセリフ。

ここでは念の能力を目覚めさせる方法ではなく、自分や人を変える際の手法として取り上げました。

ゆっくり起こすとは徐々に変化させることを意味し、小さな変化を繰り返し繰り返し刷り込むことで、人を変化させることです。

人は急激な変化に対しては元に戻ろうとするため、心と体が違和感がないように少しずつ変化させていきます。

勉強でいえば小中高大学とステップを踏んで難しくなることや、生活習慣病がじわじわ体をむしばんでいくイメージです。

ムリヤリ起こすとはいわゆるショック療法というやつです。

相手に人生を変えるほどの感動を与えて考え方を変えるとか、精神的なショックを受けてうつになることもこの仕組みだと考えます。

心的外傷後ストレス障害PTSDによるトラウマも同様だと考えます。

つまりムリヤリ起こすのは非常に難しいですので、地道にゆっくり起こすのが基本ですよというお話です。

人生の極め方

念を極めたいなら誰かのマネしようとするのではなく、まず自分の資質を見極めることが大切です

(コミック7巻056話)

ゴンとウィングたちがヒソカ戦を鑑賞後に、ウィングからゴンたちに向けたセリフ

他にも念について系統を説明した際のセリフです

大事なのは自分に合った能力を見つけること

一つは生まれ持った才能!もう一つは生活の中で磨かれた才能!

(コミック7巻060話)

これらは念を極める上で個人の資質や才能の話として出てきますが、念だけでなく人生を極める上でも大事なことだと考えます。

この個性を念の世界では水見式と呼ばれる方法で6系統を判別しますが、現実世界ではこの方法では判別できません。

私が考える判別方法は、社会や誰かの求めるものでなく自分の感情に従うことだと考えています。

自分が誰の評価を気にするでもなくやりたいことや、わくわくすることを基準にしてみませんか?

結構わかりやすいのは子供のころに好きだったことです。子供の頃はまさに生まれ持ったものを活かして生活しているはずだからです。

エネルギーのムダ使いをやめる

キミの敗因は容量(メモリ)のムダ使い♡

(コミック6巻054話)

ヒソカ対カストロ戦にて、カストロにとどめを刺したヒソカが言ったセリフ。

なお、ヒソカとカストロは2回目の戦いであり、1回目の戦いの描写はないものの、1回目ではヒソカはカストロの才能を買ってわざと生かしていたが、2回目ではカストロの成長の限界を判断し殺してしまっています。

さて、このメモリのムダ使いの真意ですが、カストロの能力は本来強化系であるにも関わらず、苦手な具現化系、放出系の能力を習得し本領発揮できないことを意味しています。

実生活においても自分の才能を生かせず、自分に向いていない仕事や誰でもできる仕事をしているのではないでしょうか。

先の見出しにおいても才能について述べましたが、先ずは自分の才能に気づくこと、そしてその才能を伸ばすことがとても重要です。

その他にもゲームや人付き合いなど、自分の才能とは関係ない分野でエネルギーを使ってしまうと、本来使うべき場面でエネルギー切れを起こします。

自分のエネルギー、そして時間も有限です。

ムダ使いをやめ本当の自分のためにエネルギーと時間を有効利用したいものですね。

修行する上の注意点

修行と息抜きと睡眠の時間は等しくとるようにね

(コミック7巻057話)

念を修行するゴンとキルアに言ったウィングのセリフ

皆さんは修行をするわけではありませんが、仕事でも勉強でも肉体の鍛錬でもこの修行と置き換えてとらえることができます。

修行により成長を得られますが、修行する過程においてもエネルギーは消費します。

息抜きと睡眠により心と体の休息を十分にとる必要があります。

現代社会は休息をないがしろにしている傾向がありますので、このセリフを心がけましょう。

逆に修行していない人は、息抜きと睡眠と等しく修行(行動)することを勧めています。

念の概念を生活に取り入れると高い視点から物事をとらえることができるようになりますね。

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