前回、マインドポイントがゲームのマジックポイントと似た性質があることをご説明しました。
そして、マインドポイントの管理が最も大切とも繰り返し伝えてきました。
今回はマインドポイント思考を身に付けるうえで、最初に行うべきことを説明します。
マインドポイントを感じる
最終的にはこのマインドポイントを100%まで満たし、常時維持することを目指します。
しかしながら、そこまで達成するにはそれなりの時間がかかると考えています。
何度も言うように、人は少しずつしか変われないため、一歩ずつ進んでいくしかないのです。
むしろ、一歩ずつ進んでいく方が良いのです。
そのため、まず初めにやることがあります。
それが、「マインドポイントを感じる」ことです。
これまで紹介してきたように、マインドポイントをエネルギー、気分、幸福度度など、自分が一番しっくりくる表現に置き換えてOKです。
下のイメージ図を見てください。
マジックポイントと比較したとおり、マインドポイントはこのMPゲージのように表現できます。
今現在、何%残っているかを感じてください。
本人しかわからないことですので、自分の感覚で判断して大丈夫です。
ゲームでも魔法を使えないときは、MPのゲージが表示されていませんが、魔法を習得したと同時にMPゲージが表示されるようになります。
マインドポイント思考を生活に取り入れるということは、MPゲージを表示させることなのかもしれません。
最初は、よくわからいないと思いますが、日常の中でふと思い出したときにマインドポイントを感じることで、残りMPの把握が正確になっていきます。
MPゲージの感度と精度を上げる
日常生活の中でMPゲージを意識するようになると、MPは変化していることに気づいてきます。
朝起きて、最初から憂鬱な方もいるでしょうし、目覚めが良く朝が一番MPが高い方もいるでしょう。
朝の通勤で会社に着くころに、移動疲れを感じることもあります。
夕方頃になると疲労が溜まってきて、ヘロヘロになっていることもあるでしょう。
このように、日常生活の中でMPは変化しています。
これをMPゲージで表すと、下の図のようになります。
MPを把握していくと、どんな時に上がったかな、どんな時に下がったかな、がわかるようになります。
どんな時とは、どんな環境のとき、どんな行動をしたとき、と分析していって、最終的にはどんな感情の時、となるのではないかと考えいています。
MPゲージを意識する上で、一つの手がかりが、感情です。
MPが高いときは、気分がいい、爽快、幸せ、楽です。
逆にMPが低いときは、しんどい、つらい、悲しい、やる気が出ないような状態です。
このようにMPの現在値の把握、MPの増減の把握を日々意識することが、「マインドポイントを感じる」ことになります。
ぜひ「マインドポイントを感じる」を習慣化してみてください。
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