あなたの不幸は投影かも?心理学の投影をわかりやすく解説!

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マインドポイント思考

あなたは目の前で起こる出来事に、どのように向き合っていますか?

会社で上司に怒られたり、人間関係が上手くいかなかったり、自分はついてないなー、とか落ち込んだりしてますよね。

今回は、そんな出来事に対して、普段とちがったアプローチで見つめ直し、根本から望む現実を変える方法を紹介します。

投影とは?

早速ですが、説明するにあたり問題を抱えた例え話から入ります。

 会社の上司がすごく怖い人で、苦手だなーと思っていました。

 月日がたつ中でどうしても限界が来て、会社に相談し、なんとか部署移動させてもらいました。

 新しい部署になり気分一新となったところ、また新しい部署でも怖い上司に着くことになったのです。

少し極端に簡略化した例ではありますが、環境を変えても似たようなことが起こるという経験ありませんでしょうか?

この原因を探るにあたり本人の話を聞くと、お父さんに対し怖いという感情を持っていました。

その心理が、年上の父親に似た男性に対し、苦手意識を重ねてしまったことが原因だったのです。

このことは心理学の投影という現象と言われています。

投影とは、心の内面で認識していることが、自分の外側の世界、すなわち現実世界で出来事として表れるということです。

自分はお金がないなーと思っていると、お金がない現実が現れます。

自分は可哀そうな人間だなと思っていると、可哀そうと思える現実が起こるのです。

大きなくくりで言えば、引き寄せの法則と同じことと言えますね。

なお、投影と考えるとき、自分で押し殺し、隠した内容であることが多く、自分では原因に気づかないことが多いです。

出来事から学ぶ

このように投影のややこしいところは、自分の心の中において、無意識で気が付いていないことです。

しかし出来事はありがたいことに無意識下のものを現実化してくれます。

先程の例え話で、実際は本人は父親と大人になってからはそこまで悪関係でなかったりします。

だから自分がお父さんを苦手だということに気が付いていませんでした。

子供のころにひどく怒られたことがあり、その時の記憶からお父さんを怖いと無意識に認識していたのです。

なので、普段思っていることや認識していることでなく、認識していないところからも投影が起こるのです。

では、どうすれば良いのかという話をしていきます。

良いことであれ、悪いことであれ何かしら出来事が起こったとします。

その時自分はどんな気持ちになるか、どんな感情が出てくるかを観察するのです。

上司と接していて、なんか怖いな、緊張するなという気持ちを心でしっかり受け止めます。

次に、この感情はどこから来るのだろうと思考を使って考えてみます。

そうすると、多くの場合は、子どもの頃の親との関係が原因だったりするのです。

小さい頃は思考より感情優先で生きており、思考でガードすることが苦手です。

そして小さいときに一番影響力があるのは身近にいる親だからです。

この場合は、大人は力が強く怖いものだ、という記憶があるかもしれません。

このように、無意識にある心の傷だったりを、出来事を通して知ることができます。

良い出来事を引き起こすには!

ここまでで、出来事が起こる原因が、心の中の隠れた傷であることがわかりました。

では、どうやったら嫌な出来事を起こさずに、良い出来事に変えていけるのでしょうか?

答えは、その心の傷を癒してあげれば良いのです。

その癒し方はどうするかと言うと、出来事を通じて、心の中に隠れた幼少期の体験を思い出します。

なお、この体験は事実であったかは大切ではありません

実は大して怒られておらず注意されただけかもしれませんし、本当にあったか、なかったかも気にしなくてよいです。

なんとなく記憶する幼少期の体験が原因だったなと認識できたことが、キーポイントなのです。

自分にはそういう思い込みがあったんだなと気づくことが出来たのです。

この認識に対して、今は大人になってますので、「もう大丈夫だよ」と声をかけてあげます。

そうすることで、心の傷は癒されます。

こうすることで、また同じ状況が起きた時に、これまでは感情が反射的に反応して嫌な気分になっていましたが、癒されてからは、あ~投影が起きてこの気持ちになっているんだなと客観視でき、前よりも平常心を保てます。

外側の環境が変化するには時差がありますが、内側の認識を書き変えることで、変化が表れてきます。

ちなみにこの心の中の思い込みのことをメンタルブロックと言います。

自分の話をすれば、

 自分の子供が姉妹なのですが、姉が妹を良くいじめるのです。

 それが自分が見ていてもすごく嫌で、めちゃめちゃ怒りがわいてきたのです。

 姉の気持ちを想像してみると、妹ばっかり可愛がられて、っていう焼きもちなのかなと思います。

 この光景は身に覚えがあって、自分も弟をいじめていたことを思い出してきます。

 自分も子供のころに、弟に焼きもちをやいていて、親から愛されてないと傷ついていたのかもしれません。

 心の中の「愛されていない」という思い込みを、今癒してあげました。

 その後は、姉妹を見ていても自分の感情は前より落ち着いて、客観的に見れるようになりました。

まとめ

  1. 投影を理解する  :外側の出来事は心の内面を映し出す
  2. 出来事から学ぶ  :出来事に対する自分の感情から、気づかない心の中を探る
  3. 良い出来事を起こす:気づかなかった心の中の体験を癒す

このように、無意識下のものから引き寄せの法則が発動していることは良くあります。

この場合は、出来事の方が正しいという事実を受け止め、その出来事がなぜ起こったのか考える良いでしょう。

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